こんにちは。宮中です。

今回は、人生100年時代における日本の家計の現実について、公的データに基づいて解説しています。

皆さんの人生設計の参考になれれば幸いです。

簡単な概要も記載しておりますが、詳しい内容は概要下の動画をご覧ください。

長寿時代の家計の現実

平均寿命と健康寿命のギャップ:

  • 日本人の平均寿命は世界トップクラスですが、自立して生活できる「健康寿命」との間に、男性で約9年、女性で約12年ものギャップがあります 。

70代の家計の貯蓄状況:

  • 70代の二人以上世帯の平均貯蓄額は1,923万円ですが、これは一部の富裕層によって引き上げられた数字です 。
  • より実態に近い中央値は800万円です 。
  • 貯蓄の分布は二極化しており、「貯蓄がない世帯」と「3,000万円以上を持つ世帯」がほぼ同じ割合で存在します 。

70代の家計の収支状況:

  • 公的データによると、年金をメインとする退職後の夫婦の平均収入は約25万円に対し、平均支出は約28.6万円と、毎月約3.4万円の赤字が生じています 。
  • この赤字は、これまでの貯蓄を取り崩して補填している状況です 。

将来への備え:

  • 老後の赤字を埋めるためには、「支出を減らす」か「収入を増やす」ことが必要です 。
  • 長く働くためにも足元の健康から見直し、しっかり歩け続けられる健康を保つことが大切 。